クロスの施工

こんにちは!
建築現場カメラ担当の有村です。

今回は、クロスの施工についてお話していきたいと思います!

クロスとは?

壁の仕上げ材で、一般的には「壁紙」とも呼ばれます。
クロスには、ビニールクロスや紙クロス、織物クロスなど、素材の異なる様々な製品があります。

素材によって質感の違いや、価格の違いなどメリット・デメリットがあるため、自分のイメージにあったクロスを選択できます。

クロス施工の流れ

それでは福岡工務店リノベーション事業部の、クロス施工の様子を見ていきましょう。

既存壁紙を剥がす

まずリノベーションの場合、クロスの張替えを行うために元々貼ってある既存クロスを剥がす作業から始まります。

写真の左側は、壁紙を剥がしてパテ処理をした部分。右側は、新たに石膏ボードを取り付けた部分です。(所々、白くなっている部分はパテ処理を施した箇所

パテ処理(下地処理)

既存の壁紙を剥がし終えたら、下地が平滑になるよう「パテ処理」で調整していきます。

・パテ処理とは

パテ処理とは、天井や壁などの下地を調整する作業のことです。「パテ」と呼ばれるペースト状の充填剤を使って、ビス穴や石膏ボードの継ぎ目等の凹凸を埋めて、平滑になるよう調整します。

クロスは非常に薄い素材なので、このパテ処理をしっかりしなければ、クロスを張った際に凹凸ができたり強度が落ちたりしてしまいます。

このパテ処理は、クロス施工の8割といわれるほどとても重要な工程です。

パテは下地の状態によって変動しますが、パテは、「下塗り→中塗り→上塗り」という流れで基本的には3回塗ります。1回目、2回目、3回目と回数を重ねるごとに、パテヘラの大きさも幅が広いものに変えながら施します。上塗りでは、仕上がりを綺麗にするためにこれまで塗ったパテのキワを隠すように、より幅広く塗っていきます。

パテの施工が完了するとこのようになります。継ぎ目やビス部分にパテがしっかりと塗られていることが分かります。

リフォーム関連のブログを見ていると「ビス部分がパテ処理されていない!」なんて記事も見られます。本記事をご覧いただいている方は、細部までこだわって施工する会社をお選びくださいね。

クロス施工

パテ処理が終わったら、いよいよクロスの施工が始まります。まずは、糊付け機にクロス用の糊を流し込み、クロスに糊付けをします。

気泡やしわなどが付かないようにハケやローラーを使いながら、糊付けしたクロスを貼ります。

天井や壁のクロスが貼り終わりました!

クロスを貼ってしまえば見えなくなる部分まで、一つ一つの工程を丁寧に施工することで、仕上りが大きく変わります。

職人・現場監督に共通する丁寧な施工は福岡工務店が大切にしているこだわりで、新築でもリフォーム・リノベーションでも変わりません。

福岡工務店では、リノベーションや大規模リフォームの経験豊富な営業マンが、お客様の理想を叶えるプランをご提案します。現在のお住まいにお悩みを抱えている方や、中古住宅を購入してリノベーションをご検討中の方は、ぜひ一度、福岡工務店へご相談ください。